2019年12月18日のにんげん研究会参加者の声

今回のにんげん研究会は、これまで約半年間の時間をかけて各自がインタビューしてき

た有名ではない人についての最終発表の場でした。にんけんメンバーが各々違う方法で自由に発表し、観覧者としては「自分が知らない人について他の誰かを介して知る」という不思議で新鮮な体験ができたことだと思います。アンケートにも発表内容そのものについて書かれているものが多く、有意義な時間となったのだと感じることが出来ました。

 にんけんメンバーからはこの半年間のにんげん研究会における活動についてのコメントも寄せられました。定例会の際にグループごとに分かれることでしっかりフィードバックがもらえてよかったという人がいました。しかし、逆にグループごとに分かれると全員の発表が聞けず悲しいという意見もありました。月に一回の定例会の在り方を、開催場所や移動手段等を含めて再考する時期に来たのかなと感じます。

 2019年の人間研究会の活動を通して、今後のにんげん研究会に活かせる反省点や改善点も多数挙げられていました。まず、欠席時にその回のフィードバックや次回の連絡等が回ってこず困ったという意見がありました。また、各係が機能しきれていない点や係間での仕事量の差が指摘されていました。これらの意見から、にんけんメンバー間での情報共有や情報提供の徹底、個々人の役割や係の見直しを図っていくべきだと考えられます。

 最終発表の雰囲気はとてもいいものだったので、来年以降のにんげん研究会も同じような雰囲気でにんけんメンバーには望んでほしいです。また、金川さんや今林さんをはじめとした一般参加の方々の視点や意見も、にんけんメンバーでは気づけないものが多かったので、そういった所も今年以上に活かしていければなぁと思います。