「にんげん研究大発表会2017」開催!

f:id:ningenkenkyuukai:20170714004343j:plain

大発表会メッセージ

にんげん研究会では、「地域社会の中で生活する一人一人のにんげんが、どのような活動を行い、いかにして仲間を作り、環境を築いていくのか。」ものづくりと地域学の視点で学生たちと研究してきました。本発表会では、研究会関係者だけでなく、県外の大学生、研究者や実践者、一般の方々も集まり、それぞれ4つのセッションに分けて発表いたします。

また、会場となる松崎地区の特性を生かしたミニFMラジオ、まちあるき、スポーツ、食事会などを開催し、聴くだけでなく五感を使った交流プログラムも用意しています。

自身の身体で得た知性とも言える「研究」をオープンにすることで、わたしたち「にんげん」のあり方を見つめ直す機会となることを期待します。それぞれが共に、改めて「にんげん」として歩み出すために、さまざまな立場の人々が集い、語らう濃厚な2日間。是非とも、ご参加ください!

 

あなたの「研究」を発表してみませんか?発表者大募集~!

誰にも言わずに密かに行ってきたあなたの「研究」を発表しませんか? 国籍・学生、プロ・アマ不問、初心者大歓迎!生活の中で、あなたが日々研究していることを発表してください!

 

企画概要

日時:8月5日(土)13:00〜22:00、8月6日(日)10:00~18:00

参加費:1日1,500円(二日間通しは2,000円)※学生・町内の方は無料

定員:20名(要予約/定員に達していない場合は当日受付可)

会場:たみ(鳥取県東伯郡湯梨浜町中興寺340-1)

JR山陰本線松崎駅」から徒歩2分

※無料駐車場があります。会場周辺には、「たみ」の他にも宿泊施設があります。

申込み・問合せ(担当:ジャタニ):

ningenkenkyuukai*gmail.com←*を@に変換してください。

0858-41-2026(たみ兼用)

 

参加申込み・タイムスケジュールなどはこちら

 

参加申込み(締め切り:8月2日(水)24時まで)

下記の内容を明記の上、電話かメールでお申し込みください。

[1]お名前

[2]人数

[3]電話番号

[4]所属

[5]交通手段

[6]予約したい食事会※飲酒は別途精算

(8/5夜1000円、8/6昼500円、8/6打上げパーティ1000円)

[7]発表を希望する方は「テーマと形式」をご連絡ください。

※形式はトーク・パフォーマンス・ポスター・ブースなど

※参加費は当日会場にて現金でお支払いください。

 

 

宿泊施設一覧

<東郷温泉>

養生館  http://www.yozyokan.jp/

旭旅館  http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/106096/106096.html

国民宿舎 水明荘 http://www.suimeiso.jp/

 

<羽合温泉>

羽衣 http://www.e-hagoromo.com/

鯉の湯 http://www.koinoyu.jp/

しあわせひょうたんの宿 旅館 水郷 http://ryokan-suigou.jp/

千年亭 http://www.sennentei.net/

望湖楼 http://www.bokoro.com/

ゆの宿 彩香 http://www.yunoyadosaika.jp/

ニュー高橋 http://new-takahashi.info/

翠泉 http://www.hawaionsen-suisen.jp/

 

タイムスケジュール

8/5(土)

13:00~ 開会の挨拶

13:15~ 1stセッション「学生による研究発表」

鳥取大学立教大学の学部生による研究発表

15:15~ 休憩タイム

15:45~ 2ndセッション「メディア/市民/制度」

一人一人のにんげんが、演劇・映像・場所などのメディアを通じた社会との関わりや、制度について考える。

登壇者:五島朋子、佐々木友輔、蛇谷りえ

オープニング発表・コメント:田中優

 

18:00~<交流>ビーチサッカー 場所:泊海岸

19:30~温泉タイム 場所:統合、羽合温泉エリア

20:30~<交流>自由ラジオ・ワークショップ(公開生放送)+食事会

料金:1000円(要予約)

ガイド:毛原大樹+ことめやラジオ

22:00 終了

 

8/6(日)

10:00~ <交流>うかぶLLCによる松崎ドラマチック物件ツアー

ガイド:三宅航太郎

12:00~<交流>ランチタイム

料金:500円(要予約)

13:30~ 3ndセッション「アート/市民/想像力」

ARTという技術によって、いかにして多様な価値観のある世界を描き、その想像力を一人一人のにんげんに宿すことができるのか。

登壇者:赤井あずみ、小泉元宏、筒井宏樹

オープニング発表・コメント:鍋倉咲希

16:00~ 休憩タイム(学部生によるポスター発表)

16:30~ Finalセッション「共に、一人一人で。」

参加者全員で、研究発表や各セッションについての意見交換、感想を語り合います。

18:00 閉会の挨拶(終了後、打ち上げパーティ)料金:1000円(要予約)

 

発表者リスト(順不同)

鳥取大学地域学部&立教大学社会学部 学部生・大学院生

鳥取大学からは主に、地域学部地域文化学科芸術文化コース3年生、大学院地域学研究科地域創造専攻2年生が、発表、運営に参加しています。芸術文化コースでは、音楽、ダンス、絵画、彫刻、ミュージカル・・・・と幅広い芸術文化領域の創造経験を踏まえながら、社会と芸術文化の関わりを捉え直すそれぞれの関心や視点をゆるやかに育てています。

また、立教大学からは、社会学部現代文化学科・社会学科・メディア社会学科の3年生、大学院観光学研究科博士後期課程1年生が参加します。立教大学社会学部では、人と人との関係や、集団や組織、コミュニティなどにかかわる社会学理論や、社会調査法を学んでおり、今回参加する学生たちは、美術、音楽、演劇、映像などのアートや現代文化を、社会学的な視点から捉える研究を展開するゼミに所属しています。

 

・五島朋子 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター教授 

長崎県生まれ。大学卒業後、10年間の社会人生活を経て、九州芸術工科大学(現九州大学)大学院博士課程進学、2001年満期退学。2005年鳥取大学地域学部に専任講師として着任。専門はアートマネジメント。老朽化した市民会館の活性化事業や、劇団制作等に携わった経験を踏まえ、現在は、地域における劇場の役割の多様性,社会的な課題に積極的に取り組む劇場や演劇活動に関する調査研究を行っている。

 

・小泉 元宏 立教大学社会学部・大学院社会学研究科准教授

長野県出身。2000年代に国際基督教大学で音楽、美術を、東京芸術大学大学院で社会学、文化研究を学ぶ。ロンドン芸術大学大阪大学ロンドン大学鳥取大学などでの研究・教育を経て、現職。研究関心は、芸術の社会学、現代文化、文化政策、アートプロジェクト、クリエイティブ産業、文化生産論、コミュニティ、社会理論、ビジュアル社会学。近著・近刊にCities by and for the People in Asia (Amsterdam University Press, In Press)(共著)、The Rise of Progressive Cities East and West (Springer, In Press)(共著)、“Creativity in a Shrinking Society” (Cities, Elsevier, 2016)ほか。実践活動として、音楽指導や指揮、審査も務めている。

 

・筒井 宏樹 鳥取大学准教授

ライター。編集、展覧会企画。編著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス)ほか。共著に『ラムからマトン』(アートダイバー)、『キュレーションの現在』(フィルムアート社)、『現代アートの本当の学び方』(フィルムアート社)ほか。共同編集に『美術手帖×岡山芸術交流2016スペシャルガイドブック』(美術出版社)ほか。構成に「THE PLAYの軌跡 49年間続く美術家集団」『美術手帖』2017年1月号。企画した展覧会に『であ、しゅとぅるむ』(名古屋市民ギャラリー矢田)ほか。

 

・佐々木 友輔 映像作家・企画者

1985年兵庫県神戸市生まれ。鳥取大学地域学部国際地域文化コース講師。映画制作を中心に、論考や脚本の執筆、展覧会や出版の企画など領域を横断して活動している。近年の上映・展示に「第7回恵比寿映像祭」(恵比寿ガーデンプレイス,2015)、「記述の技術 Art of Description」(ARTZONE,2016)、「佐々木友輔 新作上映『TRAILer』」(イメージフォーラム,2016)など。

 

・三宅 航太郎、蛇谷 りえ うかぶLLC 共同代表

2012年に鳥取県東伯郡湯梨浜町に設立した「合同会社うかぶLLC」。三宅、蛇谷は共同代表を務める。主に宿と飲食が併設したスペース「たみ」(湯梨浜町,2012〜)、「Y Pub&Hostel」(鳥取市,2016〜)の運営しながら、グラフィックデザインの制作、鳥取大学や「HOSPITALE」プロジェクトのマネジメント、アートディレクションなど、多岐にわたる活動をする。

 

 ・赤井 あずみ キュレーター

1975年生まれ。鳥取県立博物館美術振興課・美術館整備準備室主任学芸員(近現代美術担当)。公益財団法人トーキョーワンダーサイト、あいちトリエンナーレ2010キュレトリアルチームを経て現職。2012年より鳥取市中心市街地の旧横田医院を活用したアートプロジェクト「HOSPITALE」のキュレーターとして企画運営に携わる。2013年には旧旅館施設に「ことめや」をオープンし、コワーキングスペースやレジデンス事業のほか、人の営みにまつわるさまざまな事柄についての企画を実施している。近年の主な展覧会企画に『ミュージアムとの創造的対話01 MONUMENT/DOCUMENT 誰が記憶を所有するのか?』など。

 

・毛原 大樹 美術家、微弱電波愛好家

1982年生まれ。電子的な繋がりから生じる人間同士の多元的な駆け引きに関心を寄せながら、アナログ放送用電波を用いたプロジェクトやインスタレーションを手がける。主に『都市のエフェクト』(ヒロミヨシイ,2009)、『コジマラジオ』(旧小島小学校,2007)、『テレビの部屋』(京都芸術センター,2014)などがある。東京芸術大学大学院修了。京都造形芸術大学非常勤講師、京都精華大学非常勤講師。

 

・ことめやラジオ おとなの部活動

電波圏の小さな微弱電波を使ったミニFMラジオ。鳥取市コワーキングスペース「ことめや」を拠点に、2015年より不定期に活動する。発信地界隈で聞くことができ、いつも公開生放送な感じ。番組内容・時間など構成は毎回異なり、街の人をゲストに呼んだり、おたよりを募集してみたり回毎のニッチなラジオ放送を模索中。現在パーソナリティは2人。最近のテーマは「知ってるようで知らない」を知ること。

 

 

企画主催 にんげん研究会

2012年、鳥取大学地域学部小泉元宏研究室の学生らとうかぶLLCとが共同して立ち上げた研究会。2013年以降、地域学部教員(五島朋子、仲野誠、筒井宏樹、佐々木友輔)のゼミも参画し、現在は、合同ゼミとしてゆるやかに活動している。主にたみを拠点に定期開催しており、読書会やトークイベント、研究発表会を学生主体で運営・実施してきた。2017年には「地域社会の記憶と文化のためのメディア・プロジェクト」を始動する。

 

共催 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター、うかぶLLC

人口希薄化地域における地域創生を目指した実践型教育研究の新展開(戦略3-1)連携事業