2016年7月のにんげん研究会 開催

こんにちは、にんげん研究会(にんけん)です!セミが鳴き始め本格的に夏が始まりました。
今月からにんけんでは二回にわたり「沖縄」をテーマにしたトークを行います。
第1弾となる7月28日はトーク「焼き物を通して知る沖縄」。

今回は沖縄の民藝、特に焼き物に造詣が深い鳥取大学の五島朋子先生に、
沖縄独自の焼き物の発展や特徴について、また職人や買い手、
売り手といった焼き物をとりまく人や環境の変化について話を伺います。
地域にはそれぞれの土地に根差した職人によって、
焼き物のほかにも木工、布や紙などさまざまなものが作られてきました。
そうして土地にある資源(土や水、植物など)から生まれ、
人々の日用品として発展した民藝は「日常の美術」「民衆の美術」と言われています。

沖縄は「唯一の地上戦」が行われ県民が戦争に巻き込まれた後、戦後アメリカの占領統治下におかれ、
現在も米軍基地が存在する等、歴史的、地理的、政治的背景が原因となり、国内でも特色のある文化を
持つ県だといわれています。
その沖縄の民芸は戦争によって失われたり、または変容の中に立たれているものであると考えられるため、
沖縄の焼き物について知ることで、私たちの身近な地域の文化や暮らしについても考えるきっかけになるかも
しれないと考えられるからです。

毎日暑いですが、ここはひとつ重い腰を上げて、沖縄の焼き物のおもしろさを知る楽しい夜にしましょう。
みなさまのお越しをお待ちしてます!

★晩御飯はたみのカフェで食べられます(18時から営業)。にんけんが始まる前に、カフェで腹ごしらえがおすすめ!


トーク「焼き物を通して知る沖縄」
ゲスト:五島朋子(鳥取大学芸術文化センター)
聞き手:蛇谷りえ(うかぶLLC)

日 時|7月28日(木) 19:00〜21:00
参加費|無料
場 所|ゲストハウスたみ

企画運営|鳥取大学にんげん研究会(地域学部仲野・五島・小泉・筒井研究室)
お問い合わせ|ninninninlab@gmail.com